2016年06月23日

慰霊の日〜祈り


昔の話を聞いたのさ 自由な恋すら許されず
おばぁーは泣く泣く嫁いだよ あの人に別れも告げぬまま

昔の話を聞いたのさ 火の粉が雨のように降る
おばぁーはとにかく走ったよ あの人の命を気にかけて

曲がる腰 細い足 おばぁーの生きてきた証
その笑顔 その言葉 変わらぬものもある…

胸に刻みなさい あなたのその鼓動
昔、昔に繋がる この命 大切に生きなさい

昔の話を聞いたのさ 十四の頃から働いて
家族と別れて一人きり 涙は流せぬ生きる為

その時代を物語る おじぃーの話を聞いたのさ
しわくちゃな顔さえも 誇らしかったんだ

そっと頬伝う 温かい涙を見て思ったよ
誰かに伝えなきゃ 僕らが伝えなきゃ

「家族の事を1番に」 昔の人は言いました
“命どぅ宝”の言葉こそ 忘れちゃいけないもの

今日もまたひとつ 過ぎ去られる記憶
だから僕達は この歌にのせてさ 届けなきゃあなたへ

昔の話を聞いたのさ 笑うおばぁーのその横で
輝くおじぃーのその涙 かけがえのないもの見つけたよ




親愛なる皆さん。

今日もハッピーエンジェルのブログにご訪問ありがとうございます。

今日は慰霊の日。

この日が近づくと

育ててもらったトシオバァと

一緒に住んでいた

トシオバァの姉のカミオバァを

思い出します。

毎年、慰霊の日には

小学校の宿題の作文で

戦争体験者の方に話を聞いて

作文を書かされました。

私のオバァ達は読谷の座喜味出身で

兄弟も多かったそうですが

両親も含めて

戦争で亡くなったと聞かされました。

毎年、毎年

その事しか聞けず

それ以上は

言いたくもないし

思い出したくないと

毎年、話すのを断られていました。

でも、毎年カミオバァが

私に伝えていた言葉は

戦イクサはナラン。

戦争はしてはいけない。

戦争をして心から喜ぶ人は1人もいないからだ。

平和な時代にあなたが生まれて来て

オバァは嬉しいよォ。

あの苦しみは誰も経験してはいけない。

イクサユー 戦時代から

ヘイワヌユー 平和な時代

カミオバァは毎年目に涙を浮かべながら

多くを語らず

いつも静かに

天を仰ぎ

祈りをしていました。




戦争で

家族はバラバラに

愛する人の別れ

幼い子ども達

年老いた者達は

命を絶たれ

殺めたくない命を

自らの手を汚す

風化させてはいけない事実。

私たちは、戦争で亡くなった人達の為に

平和の為に

一生をかけて祈ることが

生かされている私たちの努めだと思います。






私たちのする事は

大海のたった一滴の水に

すぎないかもしれません

でもその一滴の水が

集まって

大海となるのです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

祈るとき

わたしたちは

神様の

愛の光になります



今日も生かされている事に感謝します。

今日も皆さんがハッピーな1日でありますように。

http://m.youtube.com/watch?v=0Hpoc3SXDl0





Posted by ハッピーエンジェル at 07:07│Comments(0)
 
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